2010年4月16日金曜日

日経新聞2010.4.16

自宅 心地よい狭さに

中高年の間で一戸建ての住宅を小ぶりに建て替えたり、減築する人が増えています。これは家族の人数が減ると狭い方が管理が楽であり、耐震効果も得られるためです。しかも建て替え費用が500万円程度で済むということで近年人気になっています。
こういった建築価格の下落などの影響も追い風にした大胆な建て替えや減築は高齢者など住みやすい住宅を求めている方や、新しい家で心機一転したい方には便利で効果的な住宅だと思いますが、これは一方で住み慣れ家族の歴史の感じられる家を建て替えてしまうことでもあります。
私は住みやすい環境も大事だと思いますが、逆に家族の居場所を残していくことも大事なことだと思います。一家が団欒でき、安全でいつまでも活気のあるような住宅を施主に提供することが建築士としての本来の技量の見せどころなのではないでしょうか。
(荒井)

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