2012年10月1日(Mon) 日経経済新聞 夕刊
赤レンガ威容再び 東京都の創業時の姿で開業
JR東京駅丸の内側の赤レンガ駅舎が10月1日、約5年間の復元工事を終えて全面開業した。約100年前の創建当時の姿を忠実に再現。南北にドーム型の屋根を備えた重厚な外観が特徴の「新・東京駅」は都心の新たな名所になりそうだ。
東京駅は1914年(大正3年)12月に赤レンガ駅舎が開業し明治建築界の第一人者の辰野金吾が設計した。辰野金吾といえば「日本銀行本店(東京)」や日本生命九州支店(福岡)」など数多くの作品が有名であり、特徴として赤煉瓦に白い石を帯状にめぐらせるデザインは、ヴィクトリアン・ゴシックに影響を受けたもので、「辰野式」とも称される。
東京駅では10月1日に新たな駅ナカショップをCentral Streetを同時にオープンさせ、今以上に集客が見込めるのではないだろうか。今回の記事の中に「観光名所としても訪れる価値がある」という言葉があるが、東京の顔でもある赤レンガ駅舎が今後も長く利用されていってほしいと思う。
(山川万里奈)