
軽すぎた約束 袋小路の政権公約
民主党の掲げた「コンクリートから人へ―」という理念が破たんしかかっているようです。
2010年度の公共事業費は道路・空港・ダム・土地改良のどれをとってもマイナスとなっており、地方自治体のやりすぎという指摘が後を絶たないようです。高速道路の「休日1000円」などの見直しに際し、1.1兆円の実質的値上げを高速道路建造に回す財源とするという動きもあり、地方への高速道路拡充という狙いが見え隠れしています。脱コンクリートを掲げてはみるものの、日本の現状が結局それを許さない形となり、コンクリート絡みの歳出圧力は高まります。高速道路無料化を看板にしている小沢氏はこれを破棄することを固辞し、そうしたしがらみを緩和するためマニフェストの修正に乗り出すもうまくはいかず。まさにどん詰まりの体です。若者の政治不信が叫ばれる昨今、こうしたマニフェストの修正案一つを取っても、マスコミはかみつき、国民は敏感に反応します。僕らがすべきことは広く世間を、世界を知ること。そのうえで何が必要か、何を切り捨てるべきか、熟考し選択すること。これしかないのですが、そこでパフォーマンスともとれる一部のマニフェストには左右されないこと。これが存外難しいのだと思います。真摯にこの問題を受け止め、夏の参議院選を迎えたいものです。(柏崎)
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